大正13年(1924)に
堀井長次郎氏により
開発された
堀井式碾茶乾燥炉は
茶業界に革命をもたらしました。
蒸した碾茶の茶葉を乾燥させる装置です。
それまでの手作業による製茶を
オートメーション化し、
より効率的に
良質なお茶を
均一な品質で作りだす事が
できるようになりました。
現在当製茶場にある
堀井式碾茶乾燥炉が最古のものになり、
大正15年(1925)製のものになります。
同じ中宇治にある
福文製茶場さんにも
もう一台現存しており、
同年のものになります。
最新の炉で出来るお茶とは
また違う独特なお茶になります。
今年で95年目の製茶。
100年目指して大切に
していきたいと思います。