山本甚次郎

茶園 / しびとり

伝統的栽培方法の
本簀(ほんず)栽培の
覆いである葦簀(よしず)と藁。
茶摘みが終わると覆いは全て
片付けてしまいます。
葦簀は小屋へ、
藁は土に還します。
覆いを落とす際に
茶樹に藁が絡み、残ってしまいます。
その藁を取り除く事を
『しびとり』と言います。
覆い下の日陰で弱った茶樹を
日に当てる為に
熊手と手作業で
丁寧に進めます。
取り除いた茶樹からは
新芽が顔を出し、
また来年の新芽の
親葉となってくれます。
来年に向け、
心新たに励みたいと思います。

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京都宇治茶房 山本甚次郎

責任者
山本甚太郎(六代目)
場所
〒611-0021 京都府宇治市宇治妙楽36番地
最寄駅
JR宇治駅より徒歩約6分、京阪宇治駅より徒歩約8分
営業時間
12:00〜17:00(金,土,日,祝日)
付近の観光スポット
平等院/宇治市源氏物語ミュージアム/宇治上神社 等