山本甚次郎

新芽の時期に遮光する為の「藁集め」

本簀栽培

新芽の時期に遮光する為の「藁集め」

こんにちは!
雨の降りそうで降らない天気が続きますね。
農業に従事する者としては、判断に困る日々です。
今回は作業のご紹介です。
新芽の時期に遮光する為の「藁集め」です。
本簀栽培には欠かせない資材の1つです。
米農家さんから譲って頂いているのですが、今年も早速脱穀が終わったとの連絡が入り、今日の午後から雨との予報でしたので、濡れないようにシートを被せにまわりました。
近年米の収穫にはコンバインという機械が使われ、なかなか長い藁が手に入りにくくなってきました。
本簀には長藁が必須です。
理由としては、ふきやすい(藁を葦簀の上に撒く事をわらふきと言います)。それにふいた藁同士が複雑に絡み合い、風に飛ばされにくくなります。コンバインで粉砕した藁ですと、上手くいかかず、遮光の具合も安定しません。
昔ながらのはさ掛けをした藁は凄く重宝します。
この雨が終わればまた米の収穫も再開され、今年の藁集めが忙しくなりそうです。
まだまだ暑い日が続きますので、皆様ご自愛ください。
近日中にお知らせもございますので、
またそちらも是非ご拝読ください。

一覧へ戻る

京都宇治茶房 山本甚次郎

責任者
山本甚太郎(六代目)
場所
〒611-0021 京都府宇治市宇治妙楽36番地
最寄駅
JR宇治駅より徒歩約6分、京阪宇治駅より徒歩約8分
営業時間
12:00〜17:00(金,土,日,祝日)
付近の観光スポット
平等院/宇治市源氏物語ミュージアム/宇治上神社 等