山本甚次郎|京都宇治茶房

山本甚次郎|京都宇治茶房

冬の作業「葦簾(よしず)編み」

葦簾(よしず)編み

こんにちは!
山も色づきはじめ、いよいよ秋ですね!
お茶も熟成して美味しくなって参りました。
本日は秋から冬の作業の「葦簾(よしず)編み」の紹介です。
毎年滋賀県は琵琶湖の葦農家さんから分けて頂いています。
本簀(ほんず)栽培において非常に重要な作業の1つで、昔は簾の状態で買っていたようですが、今は自分達で編むようになりました。
当園では傷み具合にもよりますが、5~7年で新しい物に交換していきます。大体50枚~100枚は毎年編んでいます。
この葦簾と秋に採った長藁(ながわら)での遮光が碾茶の芳醇な旨味と香りを作ります。
最近では葦農家さんの高齢化、後継者不足もあり、いつまで供給して頂けるかわからない状態です。
近年自生している葦を活用しようという動きもありましたが、やはり人の手が入った葦とは比べ物にならず形や長さもバラバラで使い物にならないとの事でした。
葦の確保は本簀栽培を続けて行く上での重要な課題の1つです。
国産の葦は形も良く丈夫で日除けの簾としても非常に魅力的であると思います。
今後何かの形で国産の葦が見直され、再度の繁栄を迎える事を願うばかりです。