山本甚次郎

本簀(ほんず)栽培 第1段階の『簀あげ』

こんにちは!
お昼は陽の下にいると汗ばむ陽気。春ですね。
本日は作業の紹介。
宇治に400年前から伝わる本簀(ほんず)栽培。
まずは第1段階の『簀あげ』です。
この作業から新芽の生育に合わせて簀を拡げたり、藁を使って段々と暗くして行きます。
当園ではコンクリートの柱と鉄パイプを這わせた『永久棚』があるので、まだ楽ですが、
昔はその覆いをする棚づくりからしていたというので驚きです。
2月頃から竹と木の杭を使い縄で固定して覆い棚にし、そこに簀をあげるという途方もない作業。
頭が下がります。
今でも数件棚づくりからしている茶園もあります。
一度見て見たいものです。
次回は本簀栽培の歴史にも触れてみたいと思います。
お楽しみに。

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京都宇治茶房 山本甚次郎

責任者
山本甚太郎(六代目)
場所
〒611-0021 京都府宇治市宇治妙楽36番地
最寄駅
JR宇治駅より徒歩約6分、京阪宇治駅より徒歩約8分
営業時間
12:00〜17:00(金,土,日,祝日)
付近の観光スポット
平等院/宇治市源氏物語ミュージアム/宇治上神社 等