山本甚次郎

秋の大事な仕事

こんにちは!
朝晩冷えますが、お昼間は暑いですね。
冷茶がまだまだ楽しめそうです!
本日は秋の大事な仕事の紹介です。
今の時期本簀(ほんず)には欠かせない藁(わら)を集めます。
新芽の時期にこの藁と葦簀(よしず)で遮光する事で旨味がカテキン(苦味)に変わるのを抑えます。
我が家で保有している田んぼもありますが、それでは全然足りないので近隣の米農家さんから頂いています。
稲こきが終わった時点で連絡を頂いて回収しに回ります!
雨が降ったりすると、写真のように束を作り、更に五本束ねて立てて乾かします。
この事を父や僕は「ごたろうさん」と呼んでいます。
濡れていると春までに腐ってしまうのでよく乾かしてから回収するのが、重要です。
近年では機械の進化もあり、本簀で用いる長藁はなかなか手に入りにくくなりました。
本簀には「もち藁」が適しているらしいですが、選んでいられないのも現状です。
本簀を守っていく為にも今後とも安定した藁の確保が課題です。

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京都宇治茶房 山本甚次郎

責任者
山本甚太郎(六代目)
場所
〒611-0021 京都府宇治市宇治妙楽36番地
最寄駅
JR宇治駅より徒歩約6分、京阪宇治駅より徒歩約8分
営業時間
12:00〜17:00(金,土,日,祝日)
付近の観光スポット
平等院/宇治市源氏物語ミュージアム/宇治上神社 等